今学期の目標

 【今学期の目標】

今学期の目標は、

ゲームエンジンを用いてMVを作ること
・アニメーション制作においてゲームエンジンの重要性を体感すること                      ・動画編集の細かなエフェクト表現を習得&実践すること

3つあります。

今学期の目標1つ目は、ゲームエンジンを用いてMVを作ることです。
最近のMVは、演出表現のアイデアから技術まで日々進化しており、それはアニメーション制作の現場でもいえることです。これについては、この後記述していきます!
さて、私の現在の目標は、アニメーション制作における「映像エディター」になることです。
アニメーション制作における映像エディターとは主に、画コンテから作った線画を適切な順、尺の長さに調整する「カッティング」や、色や動きが付いた各カットを線画と置き換えるまでを行う「オフライン編集」。また、音量・輝度の調整など各放送局による放送規定に則って編集していき、作品を放送できるようにする「オンライン編集」をしていく仕事です。仕事内容はこれだけでなく、他にもやるべきことは沢山ありますが、主にアニメーション作品の基盤を作るような仕事です。

なぜゲームエンジン?

近年、アニメーション制作の現場では、ゲームエンジンをあえて使用すると言った事例が増加しています。主に「Unity」や「Unreal Engine」の2つが強いです。アニメーション制作の現場でゲームエンジンを使用することのメリットは、制作過程における“時短”です。従来では、エフェクト表現を行う際にAfter Effectsを使用して、レイヤーを重ねていく作業でした。しかしゲームエンジンを使用することで、ノードベースで作業を行うことができ、カメラワークやライティングをリアルタイムで表現できるようになりました。その結果、クリエイターが試行錯誤しやすい環境作りに繋がり、作業効率も行える処理の幅も広がりました。

今学期の目標2つ目は、アニメーション制作においてゲームエンジンの重要性を体感することです。
私は映像エディターにおいて、画の繋ぎ方や尺の取り方の他に、つなげていく個々の映像がどのように表現されていくのかを、実際に作られた映像を取り扱うエディター自身が把握しておく必要があると考えています。そのため、今学期の「先端映像クリエイション」では、自分で実際に使ってみることで理解を深めると同時に、表現の難しさ・ゲームエンジンの重要性を体感していきたいと考えました。

今学期の目標3つ目は、動画編集の細かなエフェクト表現を習得&実践することです。
編集ソフトは「Adobe Premiere Pro」「After Effects」を使用し、一つ一つ調べていきながら着実に技術を付けていきます。




【参考文献】
・Silicon Studio Agent「ゲームエンジンをアニメ制作に活用するスタジオが増加」,https://ss-agent.jp/column/game/g14-unity-anime/,(最終アクセス日:5月11日)

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